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セイシェル


マヘ島   プララン島   バード島

◆◆◆最後は帰国前に一泊だけバード島へ。バード島地図この島には一般の住民は住んでおらず、24戸のコテージを持つバードアイランバード島のコテージド・リゾートがあるだけで、美しいビーチとたくさんの鳥が住んでいることで知られていいます。

歩いてぐるりと回れるほど小さな島で、リゾートのマネージャーの話では、これまでの島一周の最短記録は徒歩で90分だそうです。「誰か挑戦してみてね」とのことでした。


◆◆◆バード島は、写真で何度か見て以来ぜひ行ってみたい憧れの島だったのですが、計画中に日本で調べた宿泊料金は1室1泊9万円前後、マヘ島からの飛行機代が往復で1人2万円以上するということで・・・高すぎてとても行けないとあきらめていました。

セイシェル到着後にビクトリアの街を歩いているとバード島のオフィスがあったので、せめて記念にパンフレットでも・・・とドアを開けて入ってみました。そして、黙ってバード島資料だけもらうのも何なので挨拶代わりに料金などを尋ねてみると、2人分の航空券と3食付きで1泊約59,000円(2,100ルピー)というパッケージで販売していたのです。1人3万円以下だ!後半に合流予定でまだ日本にいた連れに相談することもなく、独断で即決し予約。

しかし、半額以下とは一体どういうこと〜!?日本で調べた料金のことを話して尋ねてみると、「国外から予約するともっと高いけど、これはローカル・プライスだからです」という何だかよくわからないお答えでした・・。ちなみにこのパッケージは、1泊以上滞在する場合も(値段は忘れましたが)手頃な延泊料金で連泊できるようになっていました。


◆◆◆4〜10月はちょうど鳥(セグロアジサシ)のシーズンで島内はヒッチコックばりの鳥だらけでした。特にバード・コロニーとなっている島の北側は遠目にも黒々と見えるほどの鳥密度で、入っていくにはちょっと勇気が・・・。


◆◆◆島を取り囲むビーチはとても広々としてきれいですが、やはりかなりの波があります。島の周りの海は、場所によっては流れがきつく危険なところもあります。チェックインの際には英語組・フランス語組の2組に分かれて、そういった注意点などの説明があります。


◆◆◆オープンな造りのコテージは広くて快適ですが、外鍵はありません。バード島チェックインの時は、ルームキーの代わりにルームナンバーが書かれた懐中電灯が渡されます。島内には外灯が一切ないのでこれは必需品です。

夜に目を閉じてベッドに寝ていると、鳥やら何やら(?)の声が「ポーポー」「キーッ」「クックックッ・・」とうるさいほどで、まるでジャングルの中にでもいるようでした。

蚊などの虫はいますが、ベッドには天蓋のような蚊帳が付いているのでだいじょうぶ。エライ!と思ったのは、ここは天蓋の“中”にファンが付いているところ。バードアイランド・リゾート蚊帳は虫から守ってくれるので助かりますが、網が風を遮って暑いのです。この工夫には感心&感謝しました。

コテージはトイレとシャワールームが別々なのですが、なぜかシャワールームにはドアが付いていません。ちょうどソファがあってくつろぐ場所から中が見える位置なので、カップルはまだしも友達同士などで泊まる場合はちょっと気をつかうかもしれません。


◆◆◆あまり楽しめなかったセイシェルの食事の中で、バード島の食事は一番おいしかった!デザートのケーキやパイも甘さひかえめの上品な味で、正直言って食事には全然期待をしていなかったので驚き、そしてひたすら食べまくりました。

予約の際に、このリゾートでのドレスコードについて「夕食時は短パン・ビーサン禁止で、男性は長ズボン着用」と二度も念を押されました。きれいな服など持っていなかったので、大丈夫かな?ダメなら部屋に運んでもらって食べればいいかな?と心配しつつ行ってみると・・・実際には短パン・ビーサン禁止どころか、上半身裸や裸足の人もいて、どうでもいい雰囲気でほっとしました。中には背中がぐりっと開いたドレス姿の女性などもいましたが、なにせ南の島・・・浮いてしまうのは、当然まじめにドレスアップした方です。守られないドレスコードなら、ゲストに気まずい思いをさせないためにも、限られた旅行バッグのスペースによけいな荷物を増やさせないためにも、廃止した方が親切なのでは?と思ってしまいました。

エスメラルダ氏
◆◆◆バード島バード島の夕陽には、ギネスブックにも載っているという長生きのゾウガメ“エスメラルダ”がいます。推定年齢約200歳。

マヘで宿の庭に放し飼いされていたゾウガメたちは意外にもかなりアクティブで、ズンズンズンとけっこうなスピードでこちらに近寄って来てちょっと怖かったのですが、エスメラルダ氏はさすがに年齢のせいか「生きてる?」と心配になるほどジーッとしていました。時間がたって見かけると少〜しだけ場所を移動していたりするので、確かに生きてはいるようですが・・・。


◆◆◆そう言えば 『セイシェルの夕陽』という歌もありましたが(古い?)、最後の最後にここで最高の夕陽を見ることができて感動・・・素敵な旅の締めくくりとなりました。


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(記述は1998年6〜7月のもので、当時のレートはRp.1=¥28前後でした)



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