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仏領ポリネシア


1:出発 → 2:モオレア → 3:マニヒ → 4:ランギロア → 5:ティケハウ → 6:タヒチ

2:モオレア

到着したタヒチ島のパペーテから、まずはモオレアへ。タヒチのすぐお隣(船で約30分〜/飛行機で約10分)の大きめの島で、それほど興味はなかったのですが、周遊パスに入っていたので行くことにしました。海は思ったよりはきれいだったものの、今ひとつ“島っ!”というのんびり感はなく、ただなんとなくウロウロして過ごした感じです。

泊まった宿はレ・ティパニエというバンガローが22軒ほどのこぢんまりとしたリゾートで、1泊7,800CFP=約9,360円。ここは、民宿を除けば、モオレアでは2番目に安い宿のようでした。調べた中で1番安かったのは、クックスベイ・リゾートで、1泊6,500CFP。でも、ここはホテルタイプの部屋で、ビーチも良くなさそうで、自転車も有料、近所にお店が少なく、結局は高くついてしまいそうだったのでレ・ティパニエに決めました。

レ・ティパニエの部屋はきれいで使いやすく、バンガローのすぐ前にきれいなビーチが広がっています。スタッフはフロントを仕切っている女性(オーナー?ガイド本によるとイタリア系らしい)はそっけない感じで、アクティビティやレストランのスタッフ(ほとんどがフランス本国から働きに来ている)は普通だけどフランス語しか通じず、掃除など下働きのタヒチアンたちはとても明るくフレンドリーでした。客層は年配のフランス人が多く、静かで落ち着いた雰囲気です。

しっかりした感じの良いリゾートだったのですが、ちょっと不安な対応がひとつ・・・チェックインの時にクレジットカードの写しを取り、その白紙の伝票にサインを求められたのです。「白紙の伝票にサイン!?」と私が戸惑いを見せると、信じられないのかと少し気を悪くした様子で「皆さんそうしてますよ!」と。場所的にあまり危険はないのかもしれませんが、サインしてしまえば金額をどう書き込まれてもこちらの責任・・・結局サインしましたが・・・うーん・・・。チェックアウトの時に現金で支払った後、「あの伝票は・・?」と尋ねると、「あら?返してほしいの?」とごそごそと探し出して返してくれました。もちろん返してほしいですよ〜。それだけ安全な場所だということなのでしょうか?

宿の自転車が無料で使えたので、久しぶりに自転車に乗って島をウロウロしました。日頃は日本でも外国でも歩き専門で、おそらく10年以上乗っていなかったかな?初めは、「自転車ってこんなにラクで気持ちいものだったんだ〜♪」と、どこまでも走って行けそうな気分になり、「おし!島一周(60キロ!)しちゃうぞ〜!」などと無謀なことを考えてしまいましたが、ちょっと上り坂になると、すぐにバテて降りて歩いたりして・・・情けな〜い。実力の程を思い知って、近所に買い物に行ったり、近場の他のホテルのビーチに遊びに行ったり、毎日地味に活動していました。

宿のマリンスポーツ担当のフランス人男性たちと話していると、このリゾートに日本人はめったに来ないそうで珍しいらしく、いくつか日本についての質問をされました。そのうち印象的だったひとつ・・・「日本人はあいさつのキスをしないって本当?」と尋ねられ、私が「夫婦や恋人同士以外は、まずキスはしない。でも、握手はたまにするよ」と言うと、「じゃあ、きみが久しぶりにお母さんと会ったとして、最初にどうするの?」「お母さん、久しぶり〜!っていきなり話し始める」と答えると、「えーっ!信じられない!」「寂しいなぁ〜!」「本当に〜?」と一同大騒ぎしていました。!彼らのこの驚き方に、逆に私も驚いた!ちなみに、「たぶんアジアではキスのあいさつをする国は少ないと思う。でも、フィリピン人はよくする。私もフィリピンの友達とはするよ」と付け加えておきました。そのぐらいで驚くな、諸君・・・世界は広いのだ〜。
(記述はすべて1997年12月時点でのものです)

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